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グローバルもいいけど、ちゃんと探せば日本もまだまだ面白いと思うよ

ヲタクはとりあえず読もう「イニシエーション・ラブ」

      2015/07/13


最初に全然関係ないことですが、コメントはコメント欄に返すことにしました。なので今まで「シカトされてる!」って感じた人も過去記事のコメント欄とかご参照ください。


 

さて本題ですが、ヲタクって世界がチョロくなってる人多いと思うんですよ。世界がチョロいって言ってもそれは特に男女関係についてチョロくなってると思うんですね。

それは「女なんてチョロいぜ!」とかそういうチョロさじゃなくて、ラブコメやらアイドルやらにはまってチョロい対応ばかりする女性(あるいは女性キャラクター)しか知らずに現実から目を背け続けた結果、自分の中の世界にいる女の子が「作られたチョロいテンプレ」しか存在しないチョロさだと思うんです。

 

偉そうに俯瞰したこと言っていますが、がそうだったからそう言っているわけです。

 

中学生。思春期。

周りの男子が男らしさを求めてMetallicaとか聴いちゃったり、ラルクとか聴いて「I’m the coolest!」とか言っちゃう時期。この手の厨二病の根源って思春期にあると思うんですよ。

男らしさ故のMetallicaもラルク故の「I’m the coolest」も、結局は「女性」という相対的な存在がいるからこそ生まれる発想だと僕は思っています。

 

そんな時期、女性を意識し始める思春期という大切な時期、僕はCLANNADをプレイしながら汐ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」とか言いながら生きていました。

 

余談ですが、CLANNADにインスピレーションを受けてCLANNADをオマージュしたような詩を夏休みの課題として提出したら学校に表彰されて申し訳ない気分になったのが中学時代の一番の思い出ですね。

 

今でもanaとか聴くと泣きそうになるタイプのヲタクです。

 

そりゃ世界はチョロくなる。

PCモニターの電源をいれれば、マンガを開けば、アニメを見れば、モテないなんて有り得ない。自分の容姿も性格も関係ない。擬似的ではあっても無条件にモテる。今なんてアイドル現場に行けば現実の女の子からですらもチョロい対応がもらえる。

こりゃチョロくなりますわ。前述した通り、「女の子を甘く見ている」わけではなく「チョロい対応をする女の子しか知らない」だけです。しかしそれは現実として、彼の世界での女の子は尽く「チョロい」わけです。

文字にすれば、イケメンもヲタクも女の子に苦労したことないという意味で女の子がチョロいわけです。あくまで文字上の話ですが。

 

まぁアニメとか二次元はいいでしょう。さすがにあれを現実と混同するなんてことは有り得ないからです。PTAの皆さん、さすがにあれは現実と混同しません。

しかしアイドルなんかは現実です。チョロい女の子しか知らないヲタクがアイドルにチョロい対応されたら勘違いする奴が出てきても頷けます。

アニヲタ→声豚→ドルヲタという黄金ルートを辿ったヲタクなんかまさにそうですよね、僕です。

 

だから免疫をつけましょうというのが本記事の本題。

 

乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

 

 

 

ミステリー作家の乾くるみが書いた、読んでる最中に燃やそうかと思うほどの恋愛小説。

 

ネタバレにならない程度にざっくりと内容を書くと、静岡から東京への転勤が決まった鈴木(作中ではたっくんと呼ばれる)が初恋の相手で遠距離恋愛の繭子と東京の同僚である美弥子との間で揺れ動くという、イラ壁系恋愛小説。

 

スクールデイズなんかもそうですが、修羅場系は女が怖い。

 

本作でも間違いなく女は怖いです。ですが怖さのベクトルはスクールデイズとは大違いです。

とりあえず現実知らないが故に女がチョロくなってるヲタクは読もう。これを読んで自分の中の現実の幅を広げてからもう一度コンテンツに向かい合ってみよう。

 

その女の子、本当に生きてて感情があってあなたのことを愛しているんですか?

その女の子、本当に心からあなたとの握手や会話を楽しんでいますか?営業ではありませんか?

 

そんな疑心暗鬼を乗り越えてまだそのコンテンツを愛せるならそれは幸せなことです。続けましょう。

逆にそんなことで挫けるようではあなたはヲタクではありません。現実でのコンプレックスからコンテンツに逃避しているだけです。

 

イニシエーション・ラブ自体大した量ではありません。

ラノベ一冊読む時間を減らしても、アニメ数話観る時間を減らしても、Twitter監視してる時間を減らしても、ライブ前でも、スクストやってる人は協力戦終わってからでいいのですが、とりあえず読んでみてください。

 

僕は別に読書家っていうほど本を読むわけではありませんが、イニシエーション・ラブは「ヲタクが読むべき本トップ10」には入るんじゃないか、と勝手に思ってます。

 

 

あと、2周読むと色々とよくわかるので2周読みましょう。

 

 

つまり、そんなに都合よく物事は進まないということです。

 

 

僕もいつかたっくんみたいに「お前との恋愛はイニシエーション・ラブだったんだ」ってキメ顔で言ってみたいですね。

そう思いながら僕は昨日もアイドルと接触してきました。世界がチョロい病は簡単には治らないようです。

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