ヲタクやめたい.com

グローバルもいいけど、ちゃんと探せば日本もまだまだ面白いと思うよ

アイドル戦国時代第二章

      2015/07/13


アイドルが頑張ってるのは当然ですが、最近目立つニュースとしては

 

iDOL streetレーベル移籍アイドル募集(https://ssl.avexnet.or.jp/form/official/idostreet-open/

 

つまりアイストの知名度を利用して引き抜こうってことなのかな?

確かにアイストの曲を使えるのは大きいかもしれないですね。無理に著名な作曲家さんに作曲を頼むよりアイストお抱えの作曲家さんとかに頼んでアイスト価格の方が安く良質に上がるでしょうし、何より宣伝がとてつもなく強い。

ある程度駆け出し中ならチキパやGEMとかと対バンも組みやすくなります。そもそもアイストカーニバルに出られれば知名度は稼げそうな気がしますね。

 

あとレーベルと言えばStand-Up ! Records
http://natalie.mu/music/pp/standuprecords

サーガ、アイカレ、青SHUNってメンツの方向性がよくわからん…って思ってましたけど今回のアイストオープン化で金谷さんが正しいこと(レーベルに方向性は不要?)が証明されましたね。

やっぱ金谷さんは敏腕!

 


それにしても、これらの動きってそろそろ単独のアイドルがつらくなってきたってことじゃないんですかね…。

そろそろ亡霊アイドルって出てくると思うんですよ。中途半端にしか売れず、進退窮まっちゃう感じのユニット。どれとは言いませんが。

でも亡霊アイドル同士が強力すればそこそこの活動ができる。ってパターンが多いと思うんです。1ユニットで武道館埋めるのがきつくても同レベルの2ユニットなら武道館余裕、とか。

 

で、いつかブログでも触れたような気がしますが、レーベルを使った有機的一体化って必要だと思うんですよ。

48系のヲタが48系しか見えなくなっちゃうような、推し変しても貢いだ金の出口が同じシステム。

あそこはレーベルは違ったっけ?まぁでも仕組み的には似たようなものじゃないですか(適当)

 

これによってアイドル戦国時代は第二章と相成るんじゃないですかね。

今までは戦国時代初期のなんかよくわからない戦国武将が割拠してた感じでしたが、二章は信長登場あたりからだんだん統合されてきた感じ(適当)

そんな各軍を見てみましょう。

 

【48軍】

言わずと知れた最大規模の軍勢。

メディアとの連携能力が非常に高く、「国民的アイドル」の名前を保持し続ける。ネット上での叩き、恋愛による炎上などの問題も多いが、それら悪評すら知名度に変換して力を増していく。

「握手会」というシステムを一般化させた功績も大きいが、自身が巨大化しすぎてその握手会をまともに実行できないというジレンマを抱えている。

劇場というシステムを有効活用したという功績も大きいが、やっぱり自身が巨大化しすぎて以下略。

兵(ヲタ)の数は全国最大レベルであり、西武ドームくらいなら割と余裕で埋まる。「サリンを撒かないオウム」などと言われるが話題のツールとして追っかけてる人が多いため、そこまで宗教化できてない感もある。つまり弱兵。

人材の確保に関しては、もはやわざわざ大掛かりな募集をしなくてもたくさんのアイドルワナビーから選べる状態であり、また武将の鍛錬も「総選挙」というシステムを導入することで怠らせない。言わば現代の織田軍と言えるだろう、弱兵なところも合わせて。

近年大組閣などで大幅な軍制改革を行った。

 

【スタダ軍】

48軍と真っ向から戦える唯一の軍勢。

ももいろクローバーZという強力武将を用いて、アニサマ出演、ozzfest(メタルのフェス)出演など、48軍の搦め手から攻めるのを得意とする。

もちろん規模が大きくなりすぎて握手会不可能、週末アイドルとは何だったのか状態だがなぜか不思議と叩かれない印象。そのかわり悪評は彼女らの兵(一般的にモノノフと呼ばれる)に行く。モノノフは武具(法被等)に非常にこだわるが見かけ倒しが多い。

他にもエビ中、しゃちほこなど、武道館レベル武将を多く備えており万全の猛プッシュ体制は見事。

個人的な感覚だと兵の統率が若干甘く、スタダ軍武将への忠誠が切れた兵が他軍に流れているような印象がある。

 

【ハロプロ軍】

「我が軍」という言葉はあなたが所属している軍勢を指さない、ハロプロ軍のことを指す。

90年代にモーニング娘。等で天下の覇権を握った軍勢。その後ハロマゲドンという悲劇で実質崩壊。その後も加護喫煙事件、矢口不倫事件など数多くの事件が黄金期のメンバーを襲う。

00年代まで最強と呼ばれた軍勢「モー狼」もここ数年影を潜めている感があるが、それは48系軍の台頭による表面的なものであり、モー娘。以外にも℃-ute、Berryz工房、スマイレージ、J=Jなど、未だに屈強な武将、兵隊を従えている。

または上はモー娘。等から下はハロプロエッグまで、兵を外部に逃さない中毒的なシステム構造も見事である。

なお「厄介」と呼ばれるヲタ芸の一部、「ロマンス」などは「我が軍」所属の藤本美貴の兵が発祥だと言われており、特に何も生み出した形跡のない前述二軍の兵との違いを感じさせる。(MIXはAKB発祥ではないらしい。)

常に覇道を歩んできた「我が軍」だが、近年の衰えや48系の台頭によりとうとう握手会の開催に甘んじることとなった。しかし近年の「下手なのがむしろ良い」風潮には未だに逆らい続けており、パフォーマンスは重視されている。ただし、総大将つんく♂によるメンバー選出基準がよくわからない、「またハロプロ顔」など、独自路線が当たらない部分もある。

また、アップアップガールズ(仮)のメンバーは元「我が軍」である。

ちなみに総大将のつんく♂によるバクステの話を最近あまり聞かなくなったが、どのみちあれは「我が軍」ではない。

Berryz工房活動停止は戦力に大きな影響が出るのではないかと勝手に危惧している。

 

【アイスト軍】

我らがavexのアイドルレーベル、iDOL Streetのこと。

SUPER☆GiRLS、Cheeky Parade、GEMの3大武将が売り。どのユニットも王道でかつパフォーマンスに優れる。やはり本格派音楽レーベルとしてはアーティストとして扱いたいのだろうか。接触にもあまり乗り気でない印象を受ける(川栄のこぎり事件では真っ先に特典会を中止)

SUPER☆GiRLS(スパガ)は「第三のAKBとなるか?」と期待されていたが、KP事件という不幸などがネットで流出。それらのスキャンダルをうまく利用できなかった感じもあり停滞気味。そうこうしている間にパフォーマンスがゲフンゲフンなでんぱ組.incに実質「第三のAKB」ポジションを奪われた。

個人的には彼女たちのパフォーマンスやアーティスト意識が報われてほしいと思う。

 

前述のレーベルオープン化が吉と出るか凶と出るかは不明。歌とダンスをしっかりとしている風潮を残すとした場合、大半のアイドルユニットは門前払いになる気がしてならない。ベルハーとかがPAN-PAKA-PANを披露したら暴動確実な気がするんだ…。

また人材の供給としてはiDOL-Streetの名の下で全国に研修生のような小軍勢をいくつか持っており、軍の体制としてはかなり計画性がある。

兵としては「スパキチ」という言葉やガチ恋口上の開発など、ピンチケ的な強さとしては圧倒的であった。しかしこれらの強さは今や過去のものであるという説もある。それら伝説の兵隊たちは今はどこへ行ったのか?謎は深い。

レーベルオープンは、同じavex所属のドロシーやパティロケ吸収の布石なのではないかという見方も考えられる。BiSという扱いの難しいアイドルユニットが解散した今、王道レーベルとしてのレーベルオープン化は大いに考えられるのではないか。

 

【さ学軍】

さくら学院の軍のこと。ちなみにこの軍に兵はいない。いるのは父兄だけである。

兵がいないと侮ってはならない。これら父兄は歴戦の勇士であることが多く、さ学という軍自体が名誉兵士たちの憩いの場となっているのだ。

またさくら学院と言うとわからない人もいるかもしれないが、さくら学院から派生したBABY METALは誰でも知っているだろう。ベビメタ部隊は異常に拡大しているが、密度ならばさ学軍には決してかなわない。

まさにさ学とは「戦いの果ての楽園」でありONE PIECEで言えばラフテルのような場所なのだ。

システムとしては、さくら学院という中央軍がおり、BABY METALのような「部活」扱いの部隊が多数存在する。また部隊の規律は非常に厳しく、所属は中学3年生までという決まりが存在する。しかしさ学卒業後も武藤彩未のように人気が出る場合もあり、兵士は戦いの果て、所属アイドルは始まりという少々不思議な軍隊である。

最後にもう一度言うが、兵ではない、ロリコンではない、父兄なのだ。

他の軍で兵にあたるポジションが父兄、つまり歴戦のベテランであり、それらを率いるアイドルはこれから人生を歩み始める小中学生というボトムアップ型の軍隊といえるだろう。

 

 

【プラチナム軍】

PASSPO☆あたりからの割と古参軍勢。

PASSPO☆を筆頭にpalet、predia、BAND-MAID、サンミニッツ、並木橋ハイスクール(所属してない?)など武将を急増させているが、軍勢の統率が甘く兵の推し変逃亡問題は大きい。一刻もはやく囲い込みシステムを考えださなくては永遠に「武道館付近アイドルユニット」までしか作れないのではないかと思う。

正直、楽器を弾かせるとかそういうところが問題ではないと思う。
確かにSilent Siren(サイサイ)は当たったけど、同じニーズを自軍で奪い合ってどうする。

 

この軍勢の強みとしては可愛さである。元々は若槻千夏なども所属しているモデル・タレント事務所のため、正直全体的にビジュアルのレベルは高い。供給される武将のビジュアルが高いというのはアイドルというジャンルでは欠かせない点であろう。アイドルでこそないが、前述のサイサイもメンバーが全員読モ(だっけ?)であり、プラチナムの一派である。

ここまで長所と短所がはっきりしている軍も珍しいだろう。ただ、兵の囲い込みなんて運営技術の問題であり、逆にビジュアルの高い人材の確保は容易ではない。囲い込み問題さえ解決すれば脅威である。

 

兵の強さとしては弱い。理由は鍛錬方法がガチ恋システムしかないからである。しかし最前確保能力は抜群であり、最前付近の防御力に関しては相当なものであろう。ただしこれは前述の他の軍勢がなかなかオールスタンディングでの規模でイベントを行えないからであり、最前確保能力の高さは同時に規模の問題を露出している。

 

しかしこれだけは言わせてほしい。プラチナムめっちゃ可愛いんよ

 

 

【ArkJewel軍】

最近メキメキと頭角を表しつつある新興勢力。
筆頭は愛乙女☆DOLL(らぶどる)。

らぶどるは数ヶ月前にメジャーデビュー。しかし今こそ完全別ユニットとなっているが、らぶどるには元々研究生(らぶけん)がいたのである。
そう、まだメジャーデビューすらしていないのに研究生を抱えているユニットは珍しいのではないだろうか? むしろそれら人材をどこから確保したのか等、諸々不思議なところはあるが要は実力があるということで。

ちなみに他の有名ユニットとしてはDoll☆Elements(どるえれ)があるが、WHY@DOLL(ほわどる)は無関係である。

らぶどるにつく兵は「どーらー(恐らくDOLLer)」と呼ばれ、どるえれにつく兵は「えれめんたー(恐らくElementer)」と呼ばれる。
兵の呼称なんて兵が決めてしまうことが多く軍主要部には発言権がないことが多い(らぶらい部員ラブライバー問題が有名)が、正直に言うと名詞にerつけただけの呼称は英語覚えたての中学生みたいなんでもない。

個人的な感想で恐縮だが、らぶどるの1stアルバム「DOLL COLLECTION Ⅰ」はアイドルのアルバムでも5本の指に入るくらい好きなアルバムである。

 

【Stand-Up!Records軍】

冒頭でも紹介した新連合軍。
アフィリア・サーガ(サーガ)、アイドルカレッジ(アイカレ)、青SHUN学園(青SHUN)という割と謎な組み合わせで生まれた軍。

しかし安易に「方向性バラバラすぎるだろ。運営無能」とか言うなかれ。
軍ってそういうものだから。

張飛に関羽に趙雲に孔明に魏延がいたって蜀は建国できたんだから大丈夫。
蜀は滅んだけどStand-Up!は大丈夫なんだ。

一つ気になる点としては、レーベルに入るメリットがわからないところ

アイカレや青SHUNについて詳しくなくて恐縮だが、サーガのバックのMAGES.はアニメやゲームにもそれなりの影響力があり、ドワンゴともズブズブ。
正直このへんの利権はかなり強いだろう。というよりもアイストのレーベルオープン化に対して差異化を打つならばこのへんじゃないかと思う。
もちろん年齢の幅の広さと、オカマがいることも差異化には大きな材料だが。

 

【地方軍閥】

(代表例として愛媛のマッドマガジンレコーズ)

ひめキュン、nanoCUNEなどが所属する、愛媛の地方軍閥。

かっこいい。そう、確かにかっこいい。
しかしかっこよさが時に中二感出すぎている時がある。

元々ロックな軍勢だったがそのサウンドを使うアイドルってすごくかっこいい。
でも口パク、そしてダンスのすごさ。ロックどこ?

ひめキュンのメジャーデビューあたりからロコドルの熱気が高まった。正確にはロコドルという可能性が信じられるようになった。
例えば名古屋はすでにSKE(48系)、しゃちほこ(スタダ)、アイスト名古屋などによって東京、大阪に次ぐ激戦地となっているが、愛媛なら…感は確かにある。

他に有名な地方軍閥と言えば新潟のNegicco、宮城のDorothy Little Happy、北海道のWHY@DOLLなどがある。何よりも、perfumeだって元々は地方軍閥だったことを忘れてはならない。

 

【ポストBiS軍】

その昔、正確には2014年7月8日まで、BiSという伝説のアイドルがいた。徒党を組まずに常に自力。その戦術は変化を好み、脱ぐ、ローション握手、ハグ、コシノジュンコ等、他の兵からすれば唖然とするような戦術ばかりであった。

 わぁい「他とは違うニッチな感じ」、サブカル「他とは違うニッチな感じ」だぁいすき 

サブカルについて、筆者の想像より

 

youtubeなどによってコンテンツ消費の舞台が在宅へとシフトしつつある中、サブカルは暇な人が多いのか基本的に現場に来てくれる。

「サブカル層」という新たに認識された資源に目をつけた新興勢力たち。そして来る7月8日にBiSが解散したためそのポストが空いた。

気分としてはカート・コバーンが亡くなった後のオルタナ・グランジバンドたちのようなものだろう。そもそもベルハーなどはCDを売る気がない(ように見える)。ある意味今の王道的なドル売りに対するアンチテーゼのようなユニットが多い。しかし、BiS運営は相当な営利主義だったことを忘れてはならない。

面白いのは、BiSでは一種のタブー的問題となった某ソロアイドルがこのへんのユニットと仲がいいことである。

音楽業界は闇の世界。真っ向からでなく、他が真似できないような完全な搦め手から攻めるゲリラ戦術によって(主にネット上を)盛り上げる。

 

 

ぱーっと思いつく限りを思いつくがままに書きました。

このへんって軍というよりも宗教に近いから、正直ナイーブな問題ですよね。

 - アイドル語り