なろう!半ヲタ関係者!
2015/07/13
強いヲタクとか弱いヲタクとか言ってるけど、ヲタクの時点で雑魚。
ヲタクは関係者に勝てない。
−関係者について、某関係者の発言より
平日はイベントのために仕事、休日はイベント。
休み?仕事が趣味みたいなものだからさ。
−関係者について、元関係者の発言より
これら2つの発言。
つまり、ヲタクより強くなる(アイドルの近くにいる)には関係者になるしかない。
でも関係者になったら実質休みはない(全てだとは思いませんが)
矛盾するような2つの発言。
解けない難題でしょうか?
実は解が存在します。
それが表題の半ヲタ関係者なのです。
What’s 半ヲタ関係者
関係者はほぼイベント全通、アイドルと付きっきりとは言えそれが仕事であり、ヲタクのように行きたい、行きたくないという選択肢があるわけではありません。要はヲタクではないのです。
しかし半ヲタ関係者は違います。
自分の好きなアイドルの現場に入れてもらい、楽屋とかでアイドルと喋るのも思いのまま。
チケ代?もちろん払う必要がありません。
1000円で数秒話してるのがアホらしくなる世界です。
有名な半ヲタ関係者だと某音楽系ニュースサイトの編集長とか某エンターテイメント集団の方とか。
まぁ半ヲタ関係者が繋がれるかっていうとそうではないような気もしますが。
How to be 半ヲタ関係者
半ヲタ関係者でも2つのパターンがあります。
一つは本当に仕事上の関係者であること。
もう一つが単純に関係の深い人っていうだけ。
後者から説明しましょう。
例えばアイドルのライブにそのアイドルの家族や、他のユニットの仲の良いアイドルがいるのを見たことがないでしょうか?
それがいわゆる「関係の深い人」です。
アイドル自身に招待される人です。
さて僕たちがそれになるにはどうすればいいのでしょうか?
そうですね、アイドルの家族になればいいんですね。
繋がるとか繋がらないとかいう問題ではありません。結婚すれば良いんです。
結婚すればヲタクでも関係者になれる→半ヲタ関係者で美味い汁吸える!→どうやって結婚するんだ?→アイドルに親しい存在になればいい→そうだ!半ヲタ関係者になれば!
ループするのでこの方向では無理でしょう。
では前者はどうか。
仕事上の関係者にもそれなりにわかれると思います。
記者などの外部媒体、音楽関係者、撮影などの製作側、事務所のスタッフ、付き合い上呼びたい人…。
恐らくですが、そこのヲタクでありながら事務所のスタッフになるのは無理だと思います。
・記者などの外部媒体
今やフリーライターなんてそこらに存在している気がします。
WEBによって情報発信が可能になってWEBメディアの増加によって、メディアの記事を書く人間が増えているわけですから。
ナタリーやらビルボードやらなんやらなんやらの記事を書く担当になれば、当然にそのアイドルのライブには行かなければならない。
行きたいとかじゃなくて、仕事だから行かなければならない。
はい、大勝利。
あ、ライターのお仕事お待ちしております。
・音楽関係者
アイドルはなんだかんだ言っても音楽アーティストです。
ライブをしている以上何かしら歌うわけですから。
もうメジャーデビューしちゃったら遅いかもしれませんが、まだメジャーデビューしていないなら可能性はあります。
例えばエイベックスだのソニミュだの大手レーベルにあなたが勤めているのなら、そしてメジャーデビューさせるアーティストを選ぶ側(ちょっと説明が下手ですみません)なら、むしろ向こうから呼んでくるまであります。
つまり招待客。
もちろん招待されているとは言え、自社からメジャーデビューさせるかどうかを決める参考として行っているだけです。
その後メジャーデビューの話がグダグダになっても大丈夫、運営とズブズブなら流れ作業で向こうが呼んでくれるんじゃないでしょうか。運営も繋がりがほしいでしょうから。
そう、このパターンも行きたいとかじゃなくて、仕事だから行かなければならない。
はい、大勝利。
・撮影などの制作側
例えばCDのジャケットとかああいうのって誰がデザインしているのでしょう?
もしかしたら事務所が単体で作っている可能性もありますが、普通は撮影などは外注でしょう。
その外注先があなたならすでに勝利。
もはや待つ必要なんてありません、行きたいと一言言えばいいのです。
いえ、別に好きだから行くのではありません。もしかしたらライブで撮影した写真や動画が何かに使えるかもしれない。いえ、お金はとりません。でも何かすごいものが撮れるかもしれない。自分が引き受けた仕事は最後まで責任を持って取り組みたいだけです。
撮影ですらこれです。
もしあなたが楽曲制作だったら無双状態です。
もちろん接待的な要素もあるでしょうが、それでもやっぱり仕事です。自分が作った楽曲がステージ上でどのように表現されているか。別に趣味じゃない、自分の作品の完成を見届けるのはクリエイターの仕事ですから。
振り付けなんかも同様でしょうね。
つまり製作側になれば作品に関わる問題ですから当然に入れてもらえる…はず。
行きたいとかじゃなくて、仕事だから行かなければならない。
はい、大勝利。
・付き合い上呼びたい人
つまり有名人です。
あなたが有名人になればいいんです。
有名人になって事務所側から呼ばれたら、これはもう付き合いです。
あなたがそのアイドルを好きかどうかではありません。付き合いです。
人間関係は良好にしておくのが世の常。
接待、招待を受けるのも仕事のうちなのです。
行きたいとかじゃなくて、仕事だから行かなければならない。
はい、大勝利。
・関係者にも強ヲタにもなれないこんな世の中じゃ
君の気持ちはそんなものなのかい?
ライターは宣伝部分を担い、製作陣は商品の製作を担い、音楽関係者はアイドルの仕事のステップアップ部分を担います。
ではそれらは何のために存在するのか。
全ては客であるヲタクのためです。
そう、あなたがいてこそ関係者は存在し、アイドルは今日も活動できる。
本質を見誤ってはいけません。
あなたがいて(お金を支払って)こそのアイドルなのです。
関係者がなんですか。
ライターは宣伝効果、つまりヲタクが生まれなければ仕事をしている意味がない。
製作は消費者、つまりヲタクが買わなければ仕事をしている意味がない。
音楽関係者は曲を聞く人、つまりヲタクがCDなりを買わなければ仕事をしている意味がない。
有名人だって一種の宣伝効果に近いものでしょう。
彼らは間接的に金を産むでしょうが、その金はあなたの財布から出ているのです。
あなたが偉い。あなたが支えてる。あなたが応援の主体者。
自信と誇りを持ってお金を払いましょう。
それが全てを回すのです。