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【茶番】なぜ歌い手のライブはクソなのかはクソなのか

      2015/07/13


  僕は歌い手の動画はあまり見ないし、ましてやライブなんて行ったことないから実質エアプみたいな状態なのですが気になった動画なのでちょっと記事でも書こうと思った次第です。 まずこの動画を見た感想としては、

ニコニコ動画にも捻くれたやつっているんだなぁ

という感想。 アイドルヲタクって結構捻くれた人が多くて、文化的にも自虐的で、もちろん僕もその一人で、 だから僕はニコニコの「ストレートに騒ぐ」 とか「本気で自分はイケてると思っている(ように見える歌い手など)」とか「何度も同じようなネタでニコニコし続ける」、そんなニコ厨たちがある意味で眩しくてどうしても叩いちゃう。 皮肉とかじゃなくて本当なんですよ。ニコ動ってくだらない荒らしとかも結構いるんですが、それすらも美しい純真さに見えるんですよ。 で、なんかこの人の「俺、裏側知っちゃってるぜ」みたいな捻くれた動画を見てちょっと残念だなぁって。 ニコニコにはまっすぐな感性がいつも生き続けていて、再生数やユーザー数こそyoutubeには比べるまでもありませんが、生み出した独自の文化という意味ではyoutubeなんかより圧倒的に多い。 ボカロ、ゲーム実況、歌ってみた…発祥に限らなければくそみそや東方や、そんな数多の文化を生み出してきたニコニコにこんな捻くれは、しかもニコニコというステージで大いに活躍した人が、ちょっと悲しい。 しかもその内容がより悲しい。  


内容について〜瑕疵ある主張〜

この動画の趣旨は「歌い手のライブがクソな理由」。 投稿者はこの理由を生歌が下手なことが本質的な理由ではない(①)とSMAPの例を出して指摘。 結論として、目的意識の違いと指摘。 普通ライブハウスレベルのアーティストというのはライブで新規客を増やそうとします。 比べて歌い手の客を得る舞台はニコニコ動画であり、ライブ自体はアイドルで言う握手会のようなものである。ゆえにライブに対する取り組み意識の低さ(②)を理由にあげています。 あとはその意識の低さの例示と愚痴と宣伝。 しかし①②を前提に極論を言えば、「誰でも意識が高ければライブが良くなる」という結論になります。 当然世の中そんな甘いわけがない。 投稿者がこの矛盾回避をするためには歌い手の実力をある程度認めるしか方法がありません。 もう一度確認しますが、この動画は「歌い手のライブがなぜクソか」という命題の答えを「意識の低さ」とした動画です。 歌い手の意識が低くなる仕組みは素晴らしい洞察だと思います。反論の余地なし。 しかし意識の低さを直接答えに持ってきたら前述の矛盾が生まれる。 普通に見ていればここで「?」となるはず。 僕が見る限りここの疑問に関する説明は一切されておらず、そのまま結論の裏付けとして事例を挙げ始めます。  

内容について〜証拠能力不足〜

 

ニコニコ逆転裁判 地方裁判所第二法廷 裁判長「それでは御剣検事。弁論をどうぞ」 御剣鋼兵「被告人は被害者を日頃から尋常ならざるほど嫌悪していた。それが犯行の動機です。被告人が被害者を殺害した動機として尋常ならざるほどの嫌悪を主張します。」 裁判長「それほどまでに嫌悪していた証拠はありますか?」 御剣鋼兵「証人を用意しています。」 証人A「被告人はよく被害者について”あいつは死ぬべき人間のクズだ”と言っていました。」 証人B、C、D、Eも同じような供述をする。 御剣鋼兵「以上の証言からわかるように、被告人は被害者について陰で強い愚痴を言っていました。時には”死ぬべき”、”殺されるべき”とまで言っています。 以上より人並み以上に嫌悪していたことは確実です。これが犯行動機です。」 成歩堂ジェイ(被告人が何故そこまで被害者を嫌悪していたのだろう?)

  この御剣の弁論がおかしいことがわかるでしょうか。   とりあえず動画の話に戻ります。 投稿者は歌い手の意識の低さを指摘したあと、ひたすら歌い手のモラルの低さをあげています。 一番強調されていたのは「他の演者のリハ中に客席最前で爆睡」というものです。 これは間違いなく低モラル。ラ◯ライバーもびっくりの民度です。 ニコニコが集客の場でライブは特典会、というのは要は仮説です。事実かは不明です。 これだけで歌い手の「意識が低い」という結論を裏付けする根拠とはならないわけです。 なので必要になるのは歌い手の意識が低いことを納得させる証拠です。 それを実際あった話を列挙することで証明に出るわけです。その証拠に使われているが低モラル事例。 もちろん低モラルは意識の低さの現れです。 音楽業界っていうのは要は芸能の世界だから間違いなくモラルは求められるでしょう。 そう、表面上投稿者の論理は通っているように見える。おまけに疑う余地なくモラルが低い。よって意識も低い。   「証明したいこと→その証拠」の図式に直すと

①歌い手のライブがクソ→②意識が低い→③リハや裏でのモラルの低さ

となっています。 ①→②は論理的に正しいと推測できます。 ②→③も正しいと考えられるでしょう。 しかし①→②→③はおかしい。 要は「意識の低さ」という解釈の広い言葉に引っ張られて自分で証明すべき事項を見失っているわけです。 ①→②→③と証明の順序を辿るなら、③で証明すべき事実は「ライブをクソにする原因としての意識の低さの事例」でなくては論理的に成り立たない。 裏での態度が悪いことがライブに影響するかどうかは想像の域を出ません。 例えば世界的に有名なイギリスのロックバンド・Oasisは他のアーティストを貶す。Blurのデーモンについては「あいつはエイズだ」と言ってバッシングを受けるほどの低モラル。 Frantz Ferdinandは嫌がらせの意味で勝手にマイケル・ジャクソンのステージに乱入。 Guns n’Rosesのアクセルは開演時間遅刻常習犯。Sex Pistolsのシドヴィシャスは殺人容疑に乱闘。Aerosmithはホテルのテレビをバルコニーからプールに投げ込み、モーテルの家具をチェーンソーで真っ二つにするという民度の低さ。 じゃあこれらのバンドのライブがクソだったかといえばそれは無関係。  

ニコニコ逆転裁判(続き) 成歩堂ジェイ「異議あり。なんで被告人が被害者を嫌悪していたかが不明です。」 御剣鋼兵「異議あり。ここまで嫌悪していたことは確実なのだから審議する必要なし。」 成歩堂ジェイ「異議あり。犯行動機としての嫌悪と日頃見せていた嫌悪に関連性があるかの論点になるので必要になります。」 証人A、B、C、D「なんでそんなに嫌っていたかわからないです。」 成歩堂ジェイ「これでは犯行動機の証明になりません。」 御剣鋼兵「いや、”死ぬべき”とか言っていたら十分だろう。」 成歩堂ジェイ「それはあなたの想像でしょう。理由が全然関係ないところにあるかもしれない。よって嫌悪の証言は直接動機を裏付けするものでなく、証拠力は著しく低いものであると主張します。」   (真相) 証人E「僕は聞きました。被害者は万引き常習犯だし、親のすねをかじって生きているし、レイプ常習犯だし、といったような理由です。被告人には直接・間接問わず害はありません。」 成歩堂ジェイ「尋常ならざる嫌悪は犯行動機になりえる。そして被害者のような人間に尋常ならざる嫌悪を被告人が抱き陰で強く非難することもありえる。しかしそれら3つには論理的関係性を持ちません。“尋常ならざる嫌悪”の持つ意味が途中で変わってしまっている(動機においては殺意、証言においては倫理的不快感)ので、弁護側は検察側に証拠の再提出を要求します。」

  (実際に証人が大勢法廷にいることはありません。)  

補足

 

・歌い手の定義による矛盾回避

投稿者は「鍛錬していたり意識が高いのは歌い手の定義から外れる」と言っています。 つまり「意識が高ければ誰でもライブが良くなるのか」という極論を回避しているとも言えなくはないです。 (そもそも歌い手は意識が低い人だから意識が高い人の例を挙げるのは筋が違う) ただどのみち意識が低いことがライブをクソにしていることの直接的証明をしていない以上ここは特別言及する必要はないと思います。

・ステージ慣れ

別に僕はここが原因だと思いませんが、一般的にライブがクソな理由の真っ先に挙がる理由を根拠なしに却下しています。 「動画で集客しライブは特典会」という洞察を上げたのであれば、ライブがクソな原因をステージ慣れに求めてもおかしくないはずですが…

・製品版

どうやらこれはこの手の話を詰め込んだCDだかDVDの内容の一部らしいので、製品版ではもっと納得すべき理由や証拠を挙げているかもしれません。 ただ製品版では多分裏の話ばかりでまともな論理補足があるとは思えない、そもそも上げた動画の時点で論理崩壊している点から投稿者の主張の瑕疵は間違いないでしょう。

・歌い手は自分の知らない客がいるところでライブをしたがらない。

これも投稿者が挙げた理由の一つ。 むしろこっちの理由を起点に論じた方がちゃんとした説明ができそう。 例) 内輪ノリになってしまって一般的なライブとしてはクソ。  

感想

否定するだけしたけれどもなぜ歌い手のライブがクソなのか理由はわかりません。 前述のとおり歌い手について全然知らないし、モラルが低いのは事実だと思うのであんまり知ろうとも思いません。 とりあえずこういう捻くれた奴が出ると文化自体が死ぬんですよ。 僕みたいな偶然見たユーザーに歌い手の悪印象を与えて、歌い手を好きな人の一部は幻滅して、協賛してくれるかもしれない人たちにはマイナスプロモーション。もちろん投稿者自身も歌い手として活動しづらくなる。 こういうの本当にやめた方がいいと思いますよ。例えすでに歌い手文化が死んでいるとは言っても、です。 Geroとか湯気は歌ってみた以外にもゲーム実況とかして環境の変化に敏感に対応しながら活動してるじゃないですか。それに比べて投稿者は変化に追いつけない奴がひねくれてるだけの典型的老害にしか見えない。 大して金も落とさずに文句ばっかり言ってる古参老害ヲタクと何も変わらない。本当に悪い文化・環境なら黙って消えろって話。 おまけにその批判も自分で論点がわからなくなってるわけで、動画ジャンルとしては「混乱してみた」が妥当。   「動画で集客、ライブは特典会」という洞察は評価すべき。 インディーズのバンドが必死に頑張っても得られない集客をこれほど簡単に集められるスタイルとして証明しており、逆にライブさえ何とかすれば新しいアーティストの形とかあるんじゃないかな? でもそれってネットアイドルに歌わせるのと変わらないのかな?   そんなわけで僕もちょこちょこ歌い手の動画を見ようと思ったわけです。 男の歌い手はJAMみたいな人か高音ナルシストしかいない(偏見)で、どちらにせよあんまり好きじゃない気がします(見てない) ネットアイドルヲタクなので女性歌い手の動画見ます…。  

結論 

ろんのおちゃめ機能 歌ったのドラッグミュージック感は最高。  

 

アアアアアアアアッッッッ!!!!!!最高の中毒性だ!!!!!!こういうのしゅきぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
聴くたびに脳が失われてりゅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!

ゲシュタルト崩壊的何かを引き起こしそうな動画に、抑え気味なのに電波感滲むシンセ、中性的な声。
聴くたびにいい意味で偏差値が下がっていくのがわかります。
脳が失われるので余計な思考回路が停止して作業用BGMに向いている。と言って採用した今、僕の偏差値は5くらいしかありません脳はどろどろに溶けました。

ドラッグミュージック最高だ。過剰摂取してろんの集客に貢献しような…。

 - 雑記