ヲタクやめたい.com

グローバルもいいけど、ちゃんと探せば日本もまだまだ面白いと思うよ

アイドルの在宅的消費

   


後藤まりこ効果でアクセスが変な伸び方したからまじめに記事書くのアホらしくなってきた…。

現在サブカルチャーで最もアツい分野と言えばソシャゲとアイドル。

今やアイドルと会えすぎて「イベント外ですらアイドルと会いたい」時代です。
そんな現在においてアイドル関連のWEBサービスはありがたいですね。
いつでもアイドルを受信できる。現代に生まれて僕は幸せです。

Twitterを開けばアイドルが呟いてて、僕はそれに対してリプライを送ることができる。
リプライを返してくれるアイドルもいればふぁぼってくれるアイドルもいる。
Twitterはイベント外でも僕とアイドルを繋げてくれる生命線と言っていいでしょう。

Twitter以外でも僕達とアイドルを繋げてくれるWEBサービスはたくさんあります。
ただ、それらが本当に有効に機能してるのかは疑問です。
今回はそれらWEBサービスの紹介をしたいと思います。

アメブロ(Ameba)

ダウンロード (3)

アメブロといえば日本で最も大きな無料のブログサービス。

アメーバピグとの連動もあり、結構女の子とかから人気なのかな?(知らない)
また、ペタやらなうやらいいね!らグルっぽやら、往年のmixiを想起させる機能盛りだくさん。
「アメブロユーザー同士をつながらせる」仕組みをしっかり作ってるし、スマートフォン版のアプリがイライラするところまで完全にmixiじゃないか。こいつは緑色のmixiなのだ。

mixiということは、(色々な意味で)繋がれる!

しかし、mixiと言えば完全に往年の輝きを失ったコンテンツ。
「10000000000年ぶりにmixiログインした」ってTwitterで呟くためのコンテンツと化してる感すらあります。
ピグはおろか、ヲタクがちゃんとアメブロを更新してる様子なんてほとんど見たことがありません。

ただし、ガチ恋の強いYGAヲタクの人がイベントのたびにレポ書いてたアメブロは興奮と感動抜きでは読めません。
(505days.:http://ameblo.jp/yga-etcidol/
険しい。でもどこか美しい。ヲタクはこうでありたい。

つまりアメブロは非常に一方向的なサービスです。
ただアイドルを受信するだけ。それですが僕達の生活を豊かにする。

しかし僕は思うのです。
ライブ後の興奮の中、肌を重ね(握手し)直接話すあの高まりの前に、文字のやりとりは無味乾燥すぎる、と。
あと、アメブロは本当に使いにくい。ユーザーが多いだけ。

生メール

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生メール。この言葉を聞いてあなたはどう思うでしょうか。
僕は一瞬でだいたいの意味を理解しました。

しかし、一般人は「生のメール???どういうこと???」みたいな感じになるらしいです。カルチャーギャップですね。

そんなカルチャーギャップの話はさておき、
生メールとはヲタクから見れば、ブログやTwitterで書けば良いレベルの内容の文章と写真を月額300円(税抜き)で買うサービス。
アイドルとしては、思いついたことはTwitterやブログに書きたいのに生メール用の文章もわざわざ用意しなくてはいけないという無駄なタスクを強いられるサービス。

サービスの内容は、アイドルが生メールを送信する(メルマガ形式でヲタの元へ届く)→返信できる(返信内容は自分とアイドルだけしか知らない)→個別に返信が返ってくることはない。

正直、ほとんど誰も得していないのでは?
メール自体がオワコンだし、Twitterほどの即時性、ブログほどの内容充実性もない、ただヲタクの忠誠心を煽るサービス。
ケータイのキャリア変えた時に解約されちゃってから再入会してないレベル。
唯一のメリットと言えば生メールが届いた時に「あ、彼女からメール着た」ってドヤれるところ。周りからの悲しい視線のおまけ付き。

あとたまに生メールが運営となってアイドルフェスを開くのですが、別に生メール会員でも参加できます。
そう、生メール会員が払った金で運営されるイベント。うーん、微妙・・・。

生メールでしか公開してない画像もあるって言われるけど、現実に会えるアイドルの写真がそんなに欲しいとは思えない。たまにすげぇ!って画像届くけど、毎月300円の価値があるのか不明。
生LINEみたいのができたら即時性もあるし、Twitterに比べて「僕とアイドルだけ」な閉鎖感もあるからやろうかな。ってレベル。

また、メールでなく声を送るサービスとして生ボイスというのが存在します。
アイドルがいわゆる「萌えセリフ」を送り、それを月額300円(税抜き)で買うサービス。

でもそれ、声優でやった方が効果的じゃないかな・・・?

 

アメスタ

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要はネット番組。
多様な人を呼んで、トーク番組から人狼まで番組の種類も多様。
テレビ業界をピンチに追いやる原因の一角。

そんなアメスタ、最近ではサンミニッツの番組もあるほどアイドルには力を入れている模様。
しかし先に課金しないと見れない番組が多い。
「動いて話してるアイドルを見る」って目的なら、その金でチケット買ってライブ会場でアイドル眺めてる方が有益だとしか思えないのは現場派だけでしょうか?

要はこのサービスがターゲットにしてる層がわからない。
もしただ家でテレビのようにアイドルを消費したい層を狙っているのなら、今度は「先に課金する」っていうシステムが邪魔。

アイドル、という視点で見るならちょっと微妙。
AKBやももクロレベルの、実際会えないアイドルくらいになると効果は絶大だと思います。
つまり地上サービス。

 

ライブチャット

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さっきの「動いて話してるアイドル」にチャットコミュニケーションを追加したようなサービス。

有名なのは日テレジェニックの穴で行われるライブチャット。
日テレジェニック候補生とライブチャットができるサービスです。
2013年度はサンミニッツのメンバーも出てましたし、今年度は妄キャリの苗ちゃんが現在3位!

日テレジェニックの穴しか、しかもかじる程度にしか知らないのですが、このサービスは1分40円の課金制。

1分40円ってめっちゃ安い!

20秒くらいを1000円で買ってる僕たちから見れば神サービス、そう思わせますが罠です。
そもそも自分の発言が拾われるかは謎。人気のある子ならそれだけ参加者も多い、はず。
一見良さそうでも実はそれは罠。世の中そんなことばかりです。

そう、日テレジェニックの穴は出ること能わぬ落とし穴。

(僕はまだ穴に落ちてないうえ、聞いた話なので間違ってたら申し訳ありません。)

1分40円と書きましたがこれは金額換算しただけで、実際には1000円で90ポイントを買います。
このポイントでライブチャットに参加できるらしいですが、他にもさまざまなサービスが100ポイント単位で受けられるらしい。

そう、1000円90ポイントなので100ポイント単位だと微妙に足りない。

例えば日テレジェニックのイベントは前売りで300ポイント。3000円では微妙に足りないから4000円の課金が必要となります。
しかし、さすがに当日券は現金。
現金でお値段5000円。

ポイントで買った方が安い!でもポイントで買ったらポイントが余る!ライブチャットしか!→無限ループ

ヲタクの心理を知り尽くし、課金の方向へ強いるやり方はどこかソシャゲに似ていますね・・・。

でも僕は、日テレジェニックのやり方こそ「推す」ことの形式的最高美だと思うんですね。
まさに応援をゲーム化している。
AKBの総選挙よりも露骨に、かつ直接的にゲームとして展開しているのは上手いと思います。
「ライブがなくちゃ推せない」とは言いますが、推すこととライブは実際無関係。ライブがなくちゃ応援できないのであればオリンピックなんてクソイベ。

応援したいあの子のためなら底のない穴に堕ちたっていいじゃない。
埋蔵金は穴を掘らなければ発掘できないのですから。

 

showroom

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先に言いますが、アイドル系WEBサービスで多分最も優秀。

内容はニコ生とツイキャスとピグを足して無課金みたいな内容。
かなり優秀と言わざるを得ない。

投票企画みたいな機能もついてて最強なのでは?
僕もGEMの番組のためにshowroom観てます。

観るだけなら無課金。
プレゼント(ツイキャス的)やアバターを購入するのに課金が必要というシステム。
周りにはヲタクしかいないのにアバターにそんな価値があるのか不明。

ニコニコみたいな「みんなで盛り上がる空間」のアイドルバージョン。
ただし客側にもアカウントがあるため、ヲタクにも「自分の存在」が与えられる。
上手いことを言えば自分の発言として拾ってもらえる感じはまさにMC中のレス。

ただしアイドル側に自分のコメントが見えるためにはそれなりの課金が必要です。
さすが最強の課金コンテンツ・ミリマスを運営するDeNA、そのへんは抜かりなかった。

 

日本の企業が提供するアイドル系有名WEBサービスを挙げてみました。

実際どうなの?

僕視点でこれら全てのサービスに共通して言えることは「直接会うことには全く及ばない」ということです。
本当にどのサービスも現場ほどの魅力を感じない。動画の1時間は直接話す20数秒に及ばない。あるいは生で観るライブには及ばない。
どんなにWEBサービスが現実の代替手段となろうとも、現実には敵わない。

いいですか?アニヲタの皆さんもう一度言いますよ?

現実には敵わないのです

そうすると、これらのサービスが狙うのは地方の人と在宅(完全もしくはあまり現場に行かない人たち)ということになります。
ネットとアイドルの親和性はここに限界がある気がします。

どうすればいいのか?

こういったWEBサービスが増えると在宅的にアイドルを消費することが容易になります。
その裏で現実にアイドル現場へ足を運ぶハードルはあがる。動画でヲタク見てたら尚更。
自分たちのファンを増やす方法としてWEBサービスを用いてファンを増やそうとする。WEBサービスを利用すればするほど在宅で満足する人が増える。
地味に悪循環。
アイドル、運営、ヲタク、それぞれがこの問題を考えなければなりません。

この点に関してshowroomは本当に優秀で、秋葉原カルチャーズ劇場と提携して「ライブをしながらshowroomで配信」みたいなことをしています。
あと、生メールが主催するアイドル甲子園ですかね。生メールとは無関係ですが。あとは前述の日テレジェニックもイベントをしてますね。

やっぱりどれだけWEBサービスによってアイドルとヲタクが繋がれるようになろうとも、現実に勝るものはない。
今VRが話題ですが、おそらくVRですら現実のライブの楽しさには勝てない。

何故か?

WEBサービスやVRは空間へ参加する代替手段でしかないのです。

アニクラ(アニソンクラブ)というものが最近人気ですが、「曲聴いてみんなで高まる空間」というだけでコアな人気があります。
実際はDJがアニソン流してるだけなのに皆が楽しく盛り上がる。その空間と雰囲気はWEBサービスでは伝えられない。
VRも結局は「自分がその空間にいるような錯覚」をするだけ。

アイドルが風俗の代替となりきらない理由も、ライブにあるんじゃないかなぁと思っています。
とりあえず、現場楽しいからグダグダ言わずにさっさと現場来ようか(╹◡╹)

 - アイドル語り